2009年12月11日金曜日

メタマッチョ旅紀行 Vol.3 激動!宮崎編


さて、どうするかい??

この先、決めてないじゃん。


冬型のうねりは明日の波を約束していたが、ETC¥1000-ハイウェイも

捨てがたい。そんな事を考えながら日暮れまで立神で釣りをした。


磯には男らしい波(池田氏語録)はきていなかったが、釣りをするにはスリル満点。

ロケーションに圧倒されながら助っ人ヨッチが持つタモ網のプレッシャーは

半端なかったよ。


Text by RYUJI & YOCCI



先に走っていた藤井プロから電話。


サイズは小さいけど出来るらしいよ。


5秒で決定!!


じゃ行きますか!宮崎!!



サーファーが旅すると波の事しか

考えないからたちが悪い。。。

観光気分の彼女が一緒なら

ヤキモキするだろうね。


だからサーファーが結婚するなら

同じ趣味、もしくは、そんな

サーフィンバカを暖かく見守ってくれる

相手を見つけるのが正しいのか??


お陰で松山家、吉川家も、こんなロマン紀行に出発させてくれた事に感謝。



かくして、いつも名所に訪れることもなくひたすらポイント探し。


ちょっともったいない気もしますが、そんな旅に慣れている


二人には当たり前のこと。


例えるなら、ディズニーランドで興奮する子供と波を見た俺たちは同じようなものだな。


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唐津~宮崎。藤井プロのホームまで400Km、4時間ぐらい?

でも今の俺たちに、その距離は、やけに簡単に思えたよ。


そして普段コンテスト以外で宮崎に行った事がない相棒は嬉しそうだ。


俺はというと、去年のリベンジ?そう釣りがしたくて初めから予定に入れてたんだけどね。


そして、アップダウンするハイウェイを走り宮崎に到着したのは既に11時過ぎ。


明日のポイントはコノ近くらしいし、藤井プロの家はまだ40分くらい走らなければ

いけないし、とりあえず疲れがピークに達している3人はファミレス会議の結果、

どうせ明日ここに来るなら。ということで車中泊。


マイカーはキャンプ仕様なので、後部座席はフラットにすれば快適空間が現れる。

二人の大人が楽に寝れるスペースがあり、旅には最高。


だが季節は冬、夜の冷え込みが厳しい車中泊と思われがちですが

そんな時でもカーテンを使えば意外と平気。



そんな準備をしているとヨッチがおもむろに荷物の中をガサゴソ。


にやにやしながらテントを取り出した。


???まさか???!


そう相棒はコレがやりたかったんだな。 でも季節は冬だぜ!



R 『あなた!遭難しますよ。自然をなめてはいけません。以前、ココであなたと同じ

   様な人が遭難して大変なことがありました。』


ちょっとジェスチャーを交え、外人風に話しかけたが。。。



そんな問いかけには見向きもせず夢のマイホームを作り始めた。


とはいっても、アウトドアー初心者のヨッチに暗闇で組み立てるマイホームは


あまりにも無謀だよね。。。


数分見ていたけど夜が明けそうなので助けてあげた。

そして完成した我が家の室内?を誇らしげに眺め今夜の寝床を確保した。


とはいうものの、深夜に砂利の空き地にテントだよ・・たまったもんじゃない。

結局、アライアをしいて、その上に持参の布団で眠りについた様子。


さぞコンケーブが眠りを誘ったんだろうね。


そんな面白ヨッチワールドが展開されている事など気にもせず、愛車で

冬眠していた藤井プロでしたが分後、車内から転げ落ちるように脱出してきた。


どうしたんすか??


なにやら足が伸ばせなく、とどめに車の中に毛布もないらしく、ホームレス侍していたようだ。


そうだよね、こんな所で寝るなんて計画になかったことですから。。。

凍死されても困るので、スミマセンとか言いながらマイカーに案内。

車内での会話もつかの間、ここちよい寝息とともに侍さん就寝。

さて俺も寝よう。    夜空は満点の眺め。

そして聞こえてくるのは、脇の侍殿の寝息に負けない、テントからの寝言。。。。。


きっと家族とキャンプしてる夢でも見てるのかな?

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翌朝、


夜明け前に目が覚めた。そうだ、ここも一級ポイント、そう釣りです。

暗闇で新しいポイントってワクワクしますよね。とりあえず寝てるクルーを起こさない様にして偵察。

暗がりにもかかわらず釣りをしているローカルオジサンがいた。


よその土地に行ったら、まずは地元の方にいろいろ説明を受けているのが一番。

熱心に説明してくれるオジサンの話を聞いているうちに、夜明け、朝日がまぶしい。

そうこうしている内に相棒がやってきた。

とりあえず波チェック。腰ぐらいかな??

波があるならサーフィンしようで車に戻ると先輩はまだ夢の中。。


扉を開けた車内からほとばしる加齢臭が香ばしい。お疲れMAXですね。




朝の襲撃も慣れたもの。

早朝バズーカーをかわし
目覚めのアライア侍!!

Y 『藤井さんもサーフィン好きだね~。』

R 『お前もな。。。』





そんな会話の中、今夜は温泉、チキン南蛮そして布団で眠りたい
と思うクルーであった。

そういえば、まだヨッチ、アライアしか乗ってないけど。まっいっか。
Ps.次回,絶体絶命!??まさかの仲間割れ??

『メタマッチョ旅紀行☆波乱の宮崎編』
   

遂に冥府魔道を行く侍さんの真の目的が明らかに??  By YOCCI

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